私たちがテレビ番組を視聴するために欠かせない、テレビアンテナ。しかし一口にテレビアンテナといっても、その種類はいくつもあり、種類によって特徴が異なります。そのため、アンテナ工事を検討している方の中には「どのアンテナを選んだらいいのか分からない…」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、アンテナ工事で使われるアンテナの種類についてご紹介します。
1.【アンテナ工事】UHFアンテナの種類
地デジ放送を見る際に必要なのがUHFアンテナです。アンテナ工事に使われるUHFアンテナには主に、以下の種類があります。
・八木式アンテナ
・パラボラアンテナ
・室内アンテナ
ここでは、それぞれのアンテナの特徴について紹介していきます。
1-1.【アンテナ工事】八木式アンテナ
最も一般的な地デジアンテナで、個人向けの一戸建て住宅から集合住宅、オフィスビルなども含めたあらゆる場所で使用されています。
メリットとしては、直接屋根の上に設置できることから受信感度が非常に良好な点です。受信電波の弱い弱電界地域であっても、素子と呼ばれる短い骨の数を増やすことで受信感度の上昇を可能にできます。ただし、デメリットとして、住宅の景観を損なうと感じるケースが多いことが挙げられます。
1-2.【アンテナ工事】平面アンテナ
平面状になっているアンテナで、主に壁面に設置するタイプです。フラットアンテナやデザインアンテナと呼ばれることもあります。
平面アンテナの一番のメリットは、デザイン性の高さです。平面アンテナは非常に薄く、また小型な製品が多いため、住宅の外観を損なうことがありません。また平面アンテナはネジでしっかりと固定できるので、雪や台風などによる倒壊の心配がないこともメリットの1つです。
ただし、平面アンテナは屋根に設置しないため、八木式アンテナよりも受信感度が劣ってしまうことがデメリットです。そのため、受信感度を上げるために、ブースターの使用が必要になるケースがあります。
1-3.【アンテナ工事】室内アンテナ
コンパクトなタイプのアンテナで、室内に置いて使用できます。屋根の上に設置する必要のあるアンテナと異なり、取り付けが簡単なので、初心者でも取り付けができます。また、室内アンテナはホームセンターなどで簡単に手に入ります。価格も比較的安いこともメリットの1つです。
しかし、室内アンテナは屋外に設置するアンテナと比べると、電波が弱いことがあります。設置しても映らないというだけでなく、設置当時は映っていたのに急に特定のチャンネルが映らなくなるというトラブルもあるので、室内アンテナを購入する際は注意が必要です。
2.【アンテナ工事】用途別のアンテナの種類
用途別によってもアンテナの種類が異なります。ここからは、用途別に2つの代表的なアンテナの種類について紹介していきます。
2-1.【アンテナ工事】パラボラアンテナ(衛星放送)
BS/CSアンテナとも呼ばれる、お皿のような形をしたアンテナです。衛星放送であるBS放送とCS放送の一部のチャンネルを受信するために必要なアンテナになります。
電波塔からの電波を受信してテレビを視聴するのが地上デジタル放送で、宇宙にある衛星から電波を受け取りテレビで視聴できるのが衛星放送です。
衛星は南西方向にあるので、周辺に大きなビルがなどの障害物がないことを確認して設置しましょう。それ以外は、アンテナをテレビにつなげるためのアンテナケーブルと、チューナー内臓のテレビが必要です。チューナーが内蔵されていない場合は、別途用意する必要があります。
2-2.【アンテナ工事】ホイップアンテナ(携帯電話)
ホイップアンテナとは、指向性がなく、どの角度からでも電波を受信・送信できるアンテナのことです。そのため、携帯電話や小型ラジオなどの移動性が高いものについていることの多いアンテナです。
送信局の位置に合わせてアンテナを設置する必要がなく、また、設置箇所の自由度が高いというメリットがあります。
一方、テレビアンテナや衛星アンテナに比べるとノイズを拾いやすいので、品質の面では衰えてしまうことがデメリットです。
3.まとめ
今回はアンテナ工事で取り扱うアンテナの種類について詳しく紹介してきました。一口にアンテナといっても、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。アンテナにはたくさんの種類があるので、しっかりとした知識のもと選ぶことが必要です。
そのため、アンテナ選びで少しでも不安がある方は「株式会社リプロネット」にお気軽にご相談ください。弊社では、豊富な知識を持った社員がお客様の一人一人の不安やご要望に添えるように丁寧に対応致しております。また、TVのアンテナ工事だけでなく、LED照明工事や監視カメラの設置など地域の繁栄と皆様の暮らしに役立つサービスをご提供しております。
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