電気工事でコンセントを増設する注意点や工事の種類について | 山口や下関で防犯対策・防犯カメラのことなら株式会社リプロネット

部屋の模様替えや新しい家電製品を購入した際に、コンセントが必要な場所になかったことやコンセントまでの距離が遠くて困ったことが一度はあるのではないでしょうか？

コンセントを増やそうと思っても、コンセントにはどのような工事の種類があるのか、どのような点に注意するべきか分からない方も多いですよね。

そこで今回は、電気工事でコンセントを増設するときの注意点やコンセント増設工事の種類についてご紹介します。コンセントの増設工事を検討している方の参考になれば幸いです。

電気工事コンセントを増設するときには、大きく分けて3つの注意点があります。ここでは、それぞれの注意点について紹介していきます。

コンセントを配置する際に1番考えなければならないのが、普段使っている家電の種類や場所です。どこにどの家電を配置するのかをある程度決めておくと、コンセントの配置もイメージしやすくなります。

また家具を少し動かしただけで、新しく増設したコンセントが隠れてしまうといったことを避けるためにも、コンセントを増設する際は余裕を持たせることが大切です。

意外と見落としがちなのが、掃除機をかけるときのコンセントの配置です。廊下や階段にコンセントがないと、掃除機のコードを最後まで伸ばしても届かない場合があるので注意が必要です。普段使用しない場所でも、さまざまな可能性を考慮して配置するようにしましょう。

家電の中には常にコンセントを占有してしまうものもあるでしょう。そのため、それらの家電でコンセントが埋まってしまうと、他につなげたいものがあるときに不便ですよね。

特に、キッチンや子供部屋ではコンセントが不足する場合が多いので、4〜6口のコンセントを増設するといいでしょう。

コンセントの増設工事には主に3種類があります。ここからは、それぞれの工事内容について紹介していきます。

コンセントがない場所にコンセントを新設するのが、コンセントを増設する工事です。増設工事の方法は以下の2種類があります。

・分電盤から専用コードを引く
分電盤から新しく専用のコードを引く方法です。新たに線を引くため、増設したコンセントの消費電力が大きい場合に向いています。

・既存のコンセントを分岐させる
既にあるコンセントから分岐させる方法で、理論としては、延長コードを使うのと同じ方法です。消費電力が多い場合には向いていませんが、消費電力の小さい家電を使用する場合には向いている方法です。

一般的なコンセントの差込口は2つですが、それを4つや6つに増設します。消費電力が小さい場合は、既存の配線を利用しますが、使用電力が大きくなる場合は、分電盤から専用の線を引く必要があります。

エアコンなどの家電設置の場合に多い工事です。最近の新しい分電盤の場合はボルトの変更は簡単にできますが、古い場合は分電盤の工事が必要になります。

コンセントを増設する場合、配線が必要になります。配線を引く方法には、主に以下の2つの方法があります。

・露出型
・隠蔽型

最後に、それぞれの配線方法の特徴について紹介していきます。

露出型は、断熱材を使用しているなどの理由から、壁の中に配線を通すことが難しい場合に行う方法です。配線を隠す手間がないので、好きな場所にコンセントを増設できることが特徴です。

ただし、工事が簡単に済みますが、壁や床、天井などを這うように配線を引くため、見た目が悪くなってしまいます。

隠蔽（いんぺい）型は、コンセントの配線を壁などの中に入れて、配線をして目立たなくコンセントを増設する方法です。配線が見えないので、見た目がすっきりしていることが特徴です。

ただし配線を壁の中で処理するため、場所によっては壁の中に配線ができない場所ができてしまい、コンセントの増設場所に制限ができてしまいます。

今回は、電気工事でコンセント増設する際の注意点や工事の種類について紹介してきました。家電や家具の種類や配置、そして数によってコンセントを増設する際は注意が必要になります。そのため、コンセントの増設工事をする際は、コンセントを利用するシーンを具体的にイメージすることが大切です。

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